第24回参議院議員選挙にも東京都選挙区から出馬した前参議院議員・浜田和幸さん。そんな浜田さんが4月1日よりメルマガ「浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』」の配信を決定。今回はメルマガを始めた理由や伝えたいことなどを直撃インタビュー!
政界きっての世界情勢通、浜田先生が語る言葉とは?
タダの情報が溢れる今の世の中へのアンチテーゼが有料メルマガだった
ブログやTwitterなどを使い、情報を発信する政治家の方は大勢います。でも、浜田かずゆきさんは、有料でメルマガを始められました。なぜ今、有料メルマガを始めようと思ったのでしょうか?
今の世の中、タダで手に入る情報が、ナイアガラの滝のように一日24時間降り注いでいるじゃないですか。そういう何でもタダで手に入ることに、今の日本の人たちは、良くも悪くも慣れ過ぎてるんじゃないかと思うんです。
でもね、ちょっとそれは危ないと感じることがあるんです。垂れ流しの情報は「それって本当なの? 誰が取材して、誰が責任を持って書いた記事なの?」って思うこともたくさんあります。そういう“不確か”な情報を鵜呑みにしてしまうことは、すごく危険だし、無責任ですよね。
有料で情報を発信すると、発信する側には記事の内容に責任が問われます。今の世の中、「え? それって本当なの?」っていうような、嘘か本当かわからない情報から誹謗中傷まで、ネット上には多種多様な情報が氾濫しています。無料で情報を発信することももちろん考えましたが、ちゃんとお金をいただくことで、しっかりと責任を持って情報を提供している裏付けにできるのでは? と考えて、あえて有料でメルマガを始めることにしたんです。
本来、有益な情報はお金を出して得るものだ、と私は考えています。でも、新聞や雑誌、テレビにはスポンサーがついていて、情報の受け手には見えないところでお金が動いています。でも、有料メルマガは、情報の受け手がスポンサーです。私はその“スポンサー”である読者さんに有益な情報を発信する責任を問われます。
情報は氾濫してしまうと、情報に対する“感度”が鈍ったり、麻痺してしまうのが一番の問題です。「活字になっていれば、すべて正しい」と思っている人も多いように感じます。それに対するアンチテーゼとして、今回の有料メルマガがあるんです。
情報に対してお金を払うと、読者の方も、その情報に本当に価値あるものか確かめようとするのではないでしょうか。
今の時代、情報の価値を精査することを怠ると、情報を提供する発信者の隠された意図を把握できずにマインドコントールの餌食になってしまう。あるいは一定の方向に誘導させる政治的な意図を持った集団や企業の犠牲者になってしまうこともあるんです。そういうことを私は危惧しているんですよ。
私のメルマガは月額540円です。もちろん、読者さんはお金を払う以上、当然、他では手に入らない有益な情報が欲しいと思うでしょう。今回、メルマガで私が提供する情報は、私自身がこれまでやってきた言論活動や情報収集で得た物を元にした、他では得られない“ぶっちゃけ話”です。私自身、有料メルマガを出すということは、読者さんとの意見交換ができる“チャンス”だと思っています。だから、頑張りますよ!