デンマークの「幸福度研究所」が、男女1,095人に対する実験結果を発表しました。
● 幸福度研究所:Happiness Research Institute
● 人々はFacebookをやめると幸せになる──デンマーク研究
※本文中のpdfリンクから、原文のレポートが見られます。
要約すると、以下のような結果です。
- 幸福度
Facebook継続:81% 中止:88% - 心配事
Facebook継続:54% 中止:41% - 人生の楽しみ
Facebook継続:75% 中止:84% - 情熱
Facebook継続:49% 中止:64% - 孤独感
Facebook継続:25% 中止:16%
Facebookをやめると、孤独や妬み、自分の生活や人生に対する不満や心配を感じにくくなり、情熱が増し、相対的に幸せになったことが分かりますね。
また、このレポートでは、
「55%がストレスを感じている」
「3人に1人は『#HAPPY』タグがついた他人の投稿に嫉妬を感じる」
「39%以上は友人より幸福ではないと感じている」
といった生々しいデータもあり、SNSをやたらと見ると、幸せになれないことを証明してくれました。
とはいえ、嫉妬深かったり、ストレスを感じるのは、デンマーク人だからなんじゃない? と思って調べてみたら、驚きの事実が判明しました。じつは、デンマークは、最新の幸福度調査で、幸福度世界第1位なんです。
● 世界で「最も幸福な国」はデンマーク、日本は53位 国連報告書
ちなみにアメリカは、157カ国中13位、イギリス23位、フランス32位、日本は53位で、先進国の中でも幸福度が低いんですね。幸福度世界第1位の国でも、SNSをやることでこれほどストレスや嫉妬を感じるのですから、私たちなら、なおさらじゃないですか?
SNSとは思い切って距離を置き、自分自身が充実した、満足できたと思える「経験」に対して時間とお金を使うべきだと思います。モノに対してお金を使うのでもなく、インドアな趣味にお金をつぎ込むのでもない「経験」といったら、まず「旅行」が挙げられますね。今年のゴールデンウィークは、最大10連休というところもあるらしいので、どこかに行きたいなら、もう予約は今しかないですよ。
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