マッハ10の旅客機「Skreemr」が夢を現実に
インダストリアル・デザイナーのチャールズ・ボンバルディア氏とレイ・マティソン氏がハイブリッド超音速旅客機「Skreemr」=イメージ図、Imaginactiveのサイトから=という夢の旅客機をデザインした。
ニューヨーク―東京間を53分で移動するという夢を実現してくれるかもしれない、このコンセプト機「Skreemr」は空陸両用でまったく新しいタイプの乗り物で、マッハ10のスピードで飛行する。
この速度は、コンコルドの6倍だという。
日本の新幹線とエックスコア・エアロスペース社が開発したロケットプレーン型宇宙船「リンクス」からアイデアを得て考案されたトレインクラフトのようなもの。
75人乗りの「Skreemr」は、すぐにも飛ばすことはできないとボンバルディア氏は話す。
それは、通常の旅客機よりはるかに高い高度で飛行するため、変化する大気の状態や地形など、さまざまな条件を考慮に入れた上で圧力、熱、構造的ストレスから機体を守り操縦するかが困難なため。
夢の実現には相当な費用がかかることは間違いないという。
ただ、「私たちが生きている間に完成形を見られないかもしれないが、いつかきっと完成するだろう」とボンバルディア氏は熱く語っている。
記事提供:ニューヨークビズ
『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』
著者/高橋克明
全米No.1邦字紙「WEEKLY Biz」「ニューヨーク ビズ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ400人のインタビュー記事「ガチ!」を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる
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