あまりにも金額が大きすぎて想像するのも難しいのですが、今年はランキング上位20の総資産額が700億ドルほど減少したそうで、これは2012年にランキングを開始してから初めてとのこと。
メキシコのカルロス・スリム・ヘル氏の資産が一年間で770億ドルから500億ドルに落ち込んだことが大きく影響しているようです。
加えて、1810人の億万長者のうち、女性はたったの190人であることや、アジアでの億万長者は増加傾向にあることも、今の世界情勢をそのまま映し出しているように見えます。
このランキングに対する世界からの反応は実に様々。
「億万長者がちょっと“貧しく”なったところで、彼らが一体何に困るって言うんだ? 金持ちには変わりないだろ」
「もし私が彼らみたいな億万長者になったら、すぐにでもリタイアして贅沢な生活を始めるけどなぁ」
「つまりたった一人の資産が100カ国以上のGDPよりも高いってことだろ。いかに今がろくでもない社会かってことを証明しているよな」
「トランス・ジェンダーの人がリストにあがってこないのはなぜ?」
「彼らは私たちの生活を便利にすることでお金を稼いできたんだってことに気づいてる? フェイスブックもWindowsも、ファッションや化粧品だってそう。ほとんどが何もないところから事業を初めてのぼり詰めた人たちなんだから、彼らをロールモデルにして、私たちもどうやったら世の中を良くする事ができるか考えるべきだと思う」