オノ・ヨーコさんにインタビューした記事が海外メディアで話題になっています。なぜかというと、ビートルズの解散の原因に言及しているからなんです。ビートルズの解散から46年以上がたちます。
ビートルズの解散原因は“オノ・ヨーコ”ではない
御年83歳にして現役でアーティスト活動を続けるオノ・ヨーコさん。
米国エンタメ週刊誌US Weeklyが彼女にインタビューした記事が話題になっています。
ご存知の通り、オノ・ヨーコさんはあの偉大なイギリスのロックバンドザ・ビートルズのメンバーであるジョン・レノンと1969年に結婚。
大人気のバンドのリーダーと日本人女性が結婚したとあって当時は世界中で大きな反響を呼びました。
オノ・ヨーコさんと結婚後の1970年にビートルズは解散しました。
当時、欧米メディアでは「オノ・ヨーコがジョン・レノンをビートルズから引き離して、解散に追い込んだ!」といったようなオノ・ヨーコバッシングが巻き起こりました。
ビートルズの解散問題には色々な諸説がありますが、マスコミのバッシングの影響もあって、欧米社会ではオノ・ヨーコさんは長年嫌われ者のレッテルを貼られていました。
そして、46年の時を経て、オノさんがビートルズの解散に言及しました。
米USウィークリーの人気インタビューシリーズ「あなたが知らない私についての25のこと」にオノ・ヨーコさんが登場。
その中で「ビートルズの解散に私は一切関わっていません。ポール・マッカートニーはとてもクール」と答えました。
月日はたっても、解散にまつわる話は常に注目度が高いようで、ABC NEWS、Raw Storyなど欧米はもちろんのこと、タイやインドのアジアのメディアもこのインタビューを話題にしています。
この発言に対して、ユーザーの反応も様々。(JEZEBEL、ABC NEWS)
「今日これから読むもので、ベストな記事だ。ありがとう、ヨーコ!」
「ヨーコの25番目の言葉が嬉しいわ。ビートルズの解散は、ポールが彼の義理の父にマネージャーになって欲しいといったことが原因。他の3人がそれに対してキレたんだって」
「彼女はただ単に注目して欲しいだけだよ」
「ビートルズに関する本50冊以上読んだビートルズフリークなんだけどさ、もちろん彼女はビートルズを解散させてはいないよ。でも、彼女の存在が平和だったバンドのメンバーに緊張感をもたらしたんだよ」
色々な意見がありましたが、当事者たちが主張しようが関係なく、ファンの間では“ビートルズの解散問題”についての議論については今後も続いていきそうですね。
ユーザーの反応にもありましたが、25番目の言葉は「みんな知っているかもしれないけど、私は毎日ジョンのことが恋しくてたまらない」。
グッと心に響きます。
Image by: 360b / Shutterstock.com
Source by: USウィークリー , JEZEBEL, ABC NEWS
文/MAG2 NEWS編集部