普段は悠長に構えている人でも、一生を左右する試験の前日、大切な商談の前などは不安な気持ちになるものですよね。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、そんなみなさんを応援するような「確率の話」を紹介しています。こちらを読んでホッと一息つきませんか?
心配の8割は起こらない
さて、本日は意外に低い確率のお話。寒くなってくるとやって来るのが受験のシーズンですね。センター試験も終わったし、大学入試はこれからが本番ですね。中学受験だとほんとに直前期だし、高校受験だと私立と公立のテストがすべて終わるまで、もう少し時間がかかるかな。まさにシーズンまっただ中ですね。こういうときに、つい心配になりますよね。
・電車が遅れて試験会場に着かなかったら
・いつもよりケアレスミスが多かったら
・これからインフルエンザにかかったら
・受験票を忘れたら
・テストの最中にオナカが痛くなったら
まあ、考え始めればキリがないわけで、いろいろぐずぐずめそめそ(?)思い悩んでしまいますよね。
でも、大丈夫。その心配の8割は起こらない (^▽^)/ んだそうです。しかも、残り20パーセントのうち、16パーセントは準備をしていれば避けられるもので、結局のところ起こりうるのは4パーセントのみ。アメリカでの調査なんですが、どちらかといえば心配性の日本人ならもっと「心配事が起らない割合」が高くなるかもしれませんね。
この結果からすると、96パーセントの心配&不安は取り越し苦労 (^3^) ってコトです。なんだか気が楽になりませんか。自分の人生だけを振り返っても、実感としてもそのくらいの割合だなと感じます。あ、こう見えてちょっとは心配したりしているんですよ。
しかも、4パーセントは「準備のしようがない」たぐいのものです。つまり神ならぬ人間の身では、この出来事のためにやれることはなにもナイんですよ。それなら心配しても仕方ないですよね? 準備のしようがないような出来事って、たとえば
・飛行機が自宅に墜落してきた
・史上最強の寒波が来てすべての交通機関が止まった
・お父さんとお母さんとお姉ちゃんとお兄ちゃんが順番に急死した
・公用語がアラビア語に変わって問題文が読めなくなった
……こんなカンジでしょうか。どれも試験日1週間前に起こったら(フツー起らないと思うけど)か~なりタイヘンなものばかりですよね。もし起ったら、そんな不幸もたまにはあるさと受け止めるしかないようなモノなんですよ。
こうやってみると、心配事のほとんどが実は悩み損なものなんですね。
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