たこやき、おでん、果物などの食べ物系から、バッグやハンコなどの日用品までを販売する自動販売機大国・日本。最近では訪日外国人旅行者のために英語対応の音声ガイド付き自動販売機を観光地に設置したことが話題になりました。間違いなく自販機界の最先端を走っている気もしますが、海外に目を向けると、世界にもユニークな自動販売機がいろいろありました。
お国柄があふれる世界の自販機
1.新鮮なカニ(中国)
中華料理によく使われるカニを、自販機でも発売してしまいました。
それも生きている“新鮮なカニ”だとか。
生きたまま自販機にぶち込むなんて、あっぱれチャイナ!
お値段は25元で、日本円にして約440円。(※2016年1月20日現在)
同じ自販機で生姜や酢も売っているよう。衛生面が気になるところ。
2.金塊(アラブ首長国連邦)
2010年にアラブ首長国連邦(UAE)に設置された「GOLD to go」という初の金塊専用ATM。
現在はニューヨーク、ラスベガス、リスボンなど世界各地で利用できるようになりました。
まさにお金持ちの国ならではの発想。リアルタイムの時価が反映され、重さも2.5/5/10/20グラムなどが選べます。
ギフトにもオススメだそうですが、「ATMで購入した金塊をプレゼント」なんてなんだかシャレてますよね。
3.マリファナ(カナダ、アメリカ)
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なんと、カナダやアメリカでは“マリファナ”の自販機があるそうです。
基本的には医療の目的として合法的な使用が認められている人が対象だそうで、事前に購入許可申請済みのIDを機械に通すと購入できる仕組みになっているようです。
購入の仕方が詳しく動画で説明されています。
しかし、こんなに“グレーなもの”をわざわざ自販機で売らなくてもいいような気も…。
ちなみに米コロラド州では2014年に嗜好品としてのマリファナが合法化されました。
4.サンダル(オーストラリア)
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ブラジルのサンダルメーカー「ハワイアナス」がシドニーのメトロ駅に自販機を設置。
ビーチ文化が根付いている場所なら売れそうですね。紐が取れたりしたときや、急遽サンダルが必要な場面にあったときなどに便利。
ほかにも、「Rollasole」という靴メーカーも欧米を中心に自販機で展開中。