では、どんなポジションがあるのでしょうか。ちょっとここで、林修先生が番組内の講義でお話されていた、4人のポジションについての理論をご紹介したいと思います。
その話が出たのは、こんな疑問をぶつけた時。
「男性は、なぜ天然の女性が好きなのか?」
一度はふと思ったことがある、世の女性が抱く永遠の謎を、林先生は独自の理論で解き明かして教えてくださいました。
林先生の考察によると、「女性のABCDフォーメーション」があるからなんだそうです。
林先生は昔から、ファミレスやコーヒーショップで、隣に4人組の女性がしゃべっているときに、できるだけその会話を聞く努力をしてきたそうです。
その中で、ある法則が見いだせたのだとか。女性が4人仲良くしている、というのは奇跡で、なかなか4人ってうまくいかないのに、どうしてチーム編成が可能になるのか。
じっくり見ていると、必ず分かるんです。
1人絶対、強大なボスがいる! 束ねているボスが招集をかけて、全体の会話の70%をしゃべりまくります。
確かに、ボスのように仕切る人がいないと、そもそも4人集まりませんよね。
ただボスだけでは、このフォーメーションは機能しない。
ボスの言う事に「そうね」と実に絶妙に相槌を打つのが、サブボス!スネ夫みたいな人ですね。
サブボスは、ボスの会話を上手に受けながら、全体の会話の20%をしゃべります。
そうなると、ボスとサブボスのラインだけで話が進んでいくと、ちょっと面白くなくはないので、そこにつっかかっていく人がいる。そんなアンチテーゼな分子がいて、ボスにつっかかっていくけど、ボスに「そういうのいいから~」と軽くいなされてしまいます。
こうして集団の適度な緊張感をもたらしているわけです。
さて、そこでもう1人。実際そばでご飯を食べていると、よく視線があう残りの1人。なぜ視線があうか? この人は、人の話を聞いていなくて、輪の中に入っていないから。
ボスが「そう思うでしょ?」と言うと、その話を聞いていない1人は「ん~そう思う」と適当に返事して、林先生は「おい聞いてないでしょ」と言いたくなるそうです。
この話を聞いていない1人こそが、「天然」と呼ばれるポジション。
まとめると、女子4人のフォーメーションとしては、
・ボス(仕切る人)
・サブボス(ボスの相槌をうつ人)
・アンチテーゼ(ボスにつっかかる人)
・天然(話を聞いていない人)
の4人のポジションで成り立っているということ。
これを男性の立場からみたときに、どうでしょうか。
ガンガンくるタイプは、「ちょっどどうかな~」と気が引ける。
ここからは一つの仮説だそうですが……
天然の子は男性から見ると、
ボスやサブボスのようにワーワーやっていないし、
アンチテーゼのように突っ込んでいかないし、
「かわいい」「守ってあげたい」と思う要素が一番高いのではないか。
こうした集団においては、天然の女性は、かわいい存在にみえるのでは?
この仮説が正しいかどうかを、林先生は絶えず検証しているそうです。
女性のABCDフォーメーションという考え方、ユニークで面白い!あなたは、ABCDのどちらに当てはまりますか?
image by: Shutterstock