人種によって、日本人とは違う「赤」や「青」が見えているという事実

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高城未来研究所「Future Report」』によると、人種によって見えている色が違うため、海外で通用する日本人webデザイナーが少ないんだそう。一体どうすればそのハンデを克服し、世界で活躍できるようになれるのでしょうか。

webデザイナーとして成功するには?

Question

shitumon

今後のwebデザイナーについて質問です。

私は31歳、女性です。今年の秋から職種チェンジをし、中小企業にてWEBデザイナーのお仕事をしております。去年までは事務職のOLをしておりました。

ゆくゆくは高城さんの様に、フリーランスに転身したいと思っています。今後、個人でやるwebデザイナーは増えていく一方だと思うのですが、その中でも生き残るためどうしていったらいいと思いますか?

また、日本よりも海外の方が需要は高いのでしょうか? 海外でも仕事がもらえるようになる為には、どうしたらいいのでしょうか…。また、なんで日本には有名なwebデザイナーがいないのか、海外で活躍する為に日本人に欠けてるところ教えて欲しいです。

そして、今後のwebデザイナーはどう変化していけるようになるといいのか、ご教示戴けると幸いです。

高城剛さんの回答

実は人種によって、見えている色が違うんです。美意識などの文化的背景はさておき、アメリカ人には日本人とは違う「青」や「赤」が見えており、ですので映像などでも日本以外で流す予定があるなら、カラーグレーディングは日本では行わないのが常識なんです。米国の映画やテレビ番組の色が違うと思うのは、このためです。これはデザインでも同じで、色の配色だけ見ると日本人が作ったものは、かなり異質に見えます。

しかし、世界中のクライアントが求めているのは、良いデザインではなく、アクセスを増やすためのアイデアやコンテンツ、そしてアドテクノロジーに至るまで、総合的な知識とクリエイティビティを持っている人材だと思います。なかでも特定の顧客に対して、こちらからの情報をピンポイントで投げられる術を持った人は、世界中どこの国に行っても通用しますし、この時代、デザイン単体でコミュニケーションは捉えることはできなくなったと感じています。

ですのでお考えになるのはデザインというより、コミュニケーション全般を設計できる力ではないでしょうか。

いま、学ぶのはテクノロジーと時代性ですよ。

image by: Shutterstock

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takashiro 高城未来研究所「Future Report」

著者:高城 剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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