マクロスシリーズの最新作、「マクロスΔ(デルタ)」のヒロインの1人が発表されました。選ばれたのはなんと声優、歌手経験のない鈴木みのり。なぜ総監督の河森氏は、未経験の鈴木をキャスティングしたのでしょうか?
今度のマクロスは歌姫が5人も!?
1982 年放映の「超時空要塞マクロス」より約33年。可変戦闘機や、歌、三角関係などの要素が散りばめられた物語でファンを魅了してきたマクロスシリーズ。その最新作として期待されている「マクロスΔ(デルタ)」。
10月29日、最新作である「マクロス Δ (デルタ)」の 超時空製作発表会が東京・秋葉原にて行われました。発表会では、マクロスシリーズの見どころの一つである、ヒロインである『歌姫』の1人、フレイア・ヴィオン役のキャストが発表されました。
「マクロスF」ではシェリル・ノーム、ランカ・リーのダブルヒロインでしたが、今回の歌姫は複数人いるようで、今回発表されたフレイア・ヴィオンは、その中心的なヒロイン。
そのヒロインに選ばれたのは、約 8,000人のオーディションを勝ち抜いた鈴木みのりさん。
鈴木は、本作が声優、歌手初挑戦。まさにシンデレラガール、「マクロスF」のランカ・リーのようですね。
そして鈴木は、フレイヤ役に決まった感想をもとめられると、「台本を頂いた時にフレイヤちゃんに運命を感じました。フレイヤちゃんを演じられることになってすごく幸せです。そして『愛・おぼえていますか』を歌った時に、私もマクロスに関わることができるんだなと感じました」と話してくれました。
河森総監督は、フレイヤ役に鈴木を選んだ理由について「前向きでアクティブでフレイヤの性格に非常に合っていた。歌も演技もうまくなければいけないという大変な審査だったのですが、その力を持っていて、かつ色々なオーダーを出した時の、反応の感がすごく良かった。その前向きさ、感を買わせていただきました」とコメント。