国内ではカジノ法案が話題を呼んでいますが、そもそもカジノってどんなところなのでしょう。そしてお金が飛び交うカジノでVIPと呼ばれる顧客はどんな人達なのか。そういった疑問に答えてくれるのが、現役女性カジノディーラーが配信するメルマガ『鍛野ミミの「カジノの目線で」-ここだけばなし-』。今回はVIP顧客のマーケティングのために著者が行っている活動を明かしています。
私のVIPマーケティングのプチ活動
私のVIPマーケティングのプチ活動その1─月に1回、5つ星ホテルのモーニングを食べることーについてお話しますね。
そこに行く前に海外大型カジノ施設の「VIP顧客」の定義をおさらいしましょう!
カジノの「VIP顧客」とは1回の渡航で500万円以上のお金をカジノだけで使うことのできる人たちのことです。
カジノのVIP顧客ってね…この世の中で行われている「おおむねのこと」を経験している人が多いんです。
私は前職で、海外大手カジノ事業主の「VIPマーケティング」を担当していましたが、VIPマーケティングのプチ活動は、辞めた今でも定期的に行っているんです。
前職はどういう仕事だったかというとカジノのVIP顧客をチーム一丸となって、全力でアテンドする「VIPカジノの最前線且つ営業隊員」とお伝えしておきましょう~。
この職種「VIPマーケター」は、今でもよく「ジャンケット」と勘違いされるので、誤解のないよう説明しますね。
通常「VIPマーケター」とは、カジノ事業主から直接雇用された社員のことをいい、カジノの「ジャンケット」とは…ライセンスを付与され、VIP顧客をアテンドする権利を与えられたVIPカジノルームのトレーダーのことです。
VIPマーケターとジャンケットの仕事は似ている部分もあるけれど…基本的にまったく違います。
もし、皆さんがどこかで「私は海外カジノのVIPを担当している者です」。
と誰かに言われた場合、その多くは「ジャンケット」に当たる人たちだと思います。
なぜなら、サンズ、ウィン、MGMなど海外大手カジノ事業主で直接雇用を受けているVIPマーケターは守秘義務があるので、情報を出さないですし、ジャンケットとVIPマーケターが持っている顧客情報は、同じ日本のお客様でも大分違うので、営業スタイルやVIP顧客へのアプローチは異なるわけです。
このあたりに関しては、今後も徐々に情報を発信していきますね。