冬と言ったら「鍋」。寒くなってくるこれからの季節、鍋料理をつくる機会も増えてくるのではないでしょうか。そんな時に役立つ、簡単、そしてどんな鍋にも使える「オールラウンド”鍋だし汁”」レシピが、『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で紹介されています。鍋好きの方、必見です。
柚子こしょう風味のマ○ニーガッツリ!鶏もも肉出ししゃぶ極旨!一人鍋
gatugatuです。
今回は、「1つ」。これだけを習得してください。「オールラウンド鍋出し、12:1:1の鍋出し汁」を伝授します。
あなたがもし今、「鍋」と聞いて、この「12:1:1の出し汁」が瞬間的に頭にパッと浮んで、
「gatugatuがいつも言ってるアレだろ?オレは、マスターしたからどんな鍋でも簡単に作れるぜ!」
と、思えるならこの先は読まずにすっ飛ばしてもいいです。が、
もし、「何、それ?」と思ったのならこのまま読み進め、「12:1:1の鍋出し汁」を完全にマスターしてください。
そうすれば、あなたはこれからの鍋シーズン、「何の鍋作ろうか?」と頭を抱えることがなくなります。
体に猛毒としかいえない食品添加物が、ウジャウジャの「レトルトパック鍋出し汁」を買う必要もなくなり殺されなくて済みます。
「12:1:1の出し汁」は、オールラウンド「出し汁」です。
あらゆる「鍋出し」に変貌します。よせ鍋出し、もつ鍋出し、ピリ辛鍋出し、洋風鍋出し、うどんすき鍋出し、大根orかぶらおろし鍋出し、中華風鍋出し、カレー、トマト、みそ鍋出し、生姜鍋出し湯豆腐出しetc……
他の香りの出る野菜、香辛料などを使用すれば「無限にできる」と言っても過言ではありません。なので、あなたオリジナルの「鍋出し」も作成可能です。
出し汁が「無限」なら、材料をちょっと変化するだけで「鍋」の種類も無限に作れます。
その”出し”は、目を瞑っても出来るくらい簡単です。
みりん、淡口しょう油の調味料があれば一瞬で作れます。しかも、何百回作っても同じ味にできます。味がぶれません。
その、「12:1:1の出し汁」とは・・・割合で作る「鍋出し汁」です。
例えば、30ccくらい入るおたまを使って、鍋に水を12杯量って入れ、みりんを1杯、淡口しょう油1杯を加えます。後は、かつお出しの素2~3gを入れる。コレだけで、旨い「鍋出し」が作れます。
30ccのお玉なら約1人前、420ccの量の鍋出しができ上がります。
「出し汁12:みりん1:淡口しょう油1」
12:1:1の「割合」です。
お玉のサイズが異なっても、割合で作る出しなので”味”が安定します。
この鍋出しをマスターし調味料さえあれば、自分で「鍋の出し汁」が作れるので、市販の殺される「鍋出し」をわざわざ買わなくていいのです。
「出し汁12:みりん1:淡口しょう油1」に、ニンニクをぶち込めば、「もつ鍋出し」。
味、豆板醤など香辛料を加えれば「ピリ辛鍋出し」。
かつお出しの素をコンソメ、ブイヨンにチェンジすれば「洋風鍋出し」にできます。
これらは、ほんの一部です。オールラウンド「鍋出し」は、「無限」です。
あなたにも出来ます。
「出し汁12:みりん1:淡口しょう油1」
「12:1:1」、まずはこれだけマスターしてください、基本となります。
今回のレシピは、
「柚子こしょう風味のマ○ニーガッツリ!鶏もも肉出ししゃぶ極旨!一人鍋」
もちろん出し汁は、「出し汁12:みりん1:淡口しょう油1」の鍋出し汁。
柚子コショウをちょこっと加えてほんのり柚子の香りがする、鶏もも肉メインのちょいピリ辛の風味のいい極旨「鍋」です。
レシピをすぐ、ご覧下さい。
【材料】
鶏もも肉・・・150g
マ○ニー・・・30g
絹ごし豆腐・・・80g(1/4丁)
キャベツ・・・50g
小松菜・・20g
【柚子こしょう鍋出し汁】
(出し汁12:みりん1:淡口しょう油1の割合)
水・・・360cc
みりん・・・30cc
淡口しょう油・・・30cc
かつお出しの素・・・2g
柚子こしょう・・・微量
1、マ○ニーは、ボウルに入れ、熱湯で戻します。軟らかくなったら、流水で洗って水に浸けておきます。(乾燥すると硬くなるので)
2、キャベツは4cm角に切ります。
3、小松菜は、根元を切り落とし、ボウルに入れた水でよく洗います。水気をきって、5cm幅に切ります。
4、豆腐1/4丁は、3等分に切ります。
5、鶏もも肉を削ぎ切りにします。包丁を寝かせて切り始め、5mm厚くらいで薄く広く切ります。(6~8枚)
6、一人鍋に【柚子こしょう鍋出し汁】の水、調味料、柚子こしょうを「12:1:1」で合わせ強火にかけます。沸騰してきたらキャベツ、豆腐をぶち込みます。
7、マ○ニーも水気をきって入れます。
8、出し汁が沸騰しキャベツが軟らかくなったら、切った鶏もも肉を投入。鶏肉を菜箸で出し汁に浸かるように軽く追し込みます。
9、鶏肉に熱が通ったら、小松菜を入れます。
10、1分ほど焚いて小松菜に熱が通ったら火を止め、完成です!
オールラウンド「鍋出し」は、「無限」に鍋が作れます。「出し汁12:みりん1:淡口しょう油1」「12:1:1」マスターしてください。秋、冬は、これを基本にあらゆる「鍋料理」を伝授していきますので。