人気テレビ番組で「メイクをしても、美人度は2%しか上がらない」とネタが放送されていましたが、メイクアップアーティストの寺長根 愛さんは「それは当然」と言います。ではどうすれば美人度は上がるの?そんな疑問には「眉と目の形を変えて」とのことなんですが、いたいどうやって??
メイクは塗り絵ではない
ちょうど、ジャストなテーマが、今テレビで流れていました。
明石家さんまさんの「ほんまでっかTV」です。
今日は、違うテーマをお伝えしようと思っていましたが、ちょうどよいテーマが耳に入ったので、これを題材にお伝えしていきましょう。
テレビでは、分かりやすい題目で「メイクをしても、美人度は2%しか上がらない」というようなテーマ。
しかし、これは「ただ色を塗るだけでは・・・」ということなのです。
まぶたにブルーを乗せた、パープルを乗せた、唇にピンクを塗った、オレンジを塗った。
それだけでは、ただ元の顔立ちそのままに、塗り絵をしただけ。
つまり、華やかにはなるけれど、顔立ちの変化は、そうそう無いのです。
だから「2%しか変化しない」ということ。
これを受けて「じゃあメイクなんてしなくてもいいのでは?」と思うのではなく、「顔立ちを美しく見せるためのメイクをするには?」を考えなければなりません。
コメンテーターで出ているブラックマヨネーズの吉田さんも言っていました。
浜崎あゆみさんに似た美人さんのすっぴんを見たら、えなりかずきさんにそっくりだった、と。笑
これは極端なネタかもしれませんが、もちろん、メイクでこうして、顔立ちを変えることは、できるのです。
考え方としては「塗り絵」をしないということ。
塗り絵をする前の「元の枠線」を変えていくことが、必要なのです。
そのためには、眉の形を意識したり、アイラインの太さや長さを意識したりと、「形」をどうするか、を考えなければなりません。
特に眉と目。顔の上半分を占めるパーツの形を変えるだけで、顔立ちというのは、大きく印象が変わります。
ものまねメイクのざわちんさんが、顔の上半分だけで様々な変化を魅せるのも、そこに理由があります。
ポイントは、眉と目の形なのです。
今、イメチェンをしたいと考えている方がいたら、アイシャドウの色や、チークの色、リップの色を考えるよりもまず、
眉の形を太くしてみる、細くしてみる、長くしてみる、短くしてみる。
アイラインを太くしてみる、細くしてみる、長くしてみる、短くしてみる、
そんな「形」の変化から挑戦をしてみてください。
そうして枠線を変えてみてから、色を乗せるという作業に移るのです。
メイクが、ただの「塗り絵作業」にならないよう、メイクで、美人度がたくさんアップするよう、顔立ちをもっともっと美しく魅せるような工夫を、考えてみましょうね^^
著者/寺長根 愛
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等にも携わり、芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。週に3通届く具体的なメイクアップ方法が分かりやすく記された寺長根さんのメルマガは読者のバイブルとなっている。
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