複数の海外市場アナリストが予測する「3月10日暴落説」について、さらに具体的な情報が送られてきたので紹介する。「相場は一度戻す」は的中したと見てよいだろうが、問題はこの後である。(未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ/高島康司)
マーケットで囁かれる「リーマン・ショックを超える暴落」の噂に新展開
市場の注目を集める「3月10日暴落説」とは
先日の記事では、筆者が情報交換しているシンクタンク系の情報として、市場は次のような展開になるという予想を紹介した。
※編注:詳細は『ジム・ロジャーズも警鐘 戻り相場の限界点と「3月10日大暴落」説』をご覧ください
(1)2月に下げた相場は一度戻す
まず、ニューヨークダウや日経は2月の終わりころには上昇し、2月は1月末の相場まで値を戻す。日経であれば1万7000円の水準である。
(2)3月8日から10日にかけて大暴落
だがこれで安心してはいけない。3月8日から10日にかけて、暴落する。暴落の大きさはリーマンショックの水準を越える可能性がある。
(3)5月24日から25日にかけてさらに暴落
その後、相場は変動するものの元の水準まで値を戻すことはない。そして、5月24日から25日にかけてされに大きく暴落する。3月と5月の2度の暴落で、株価は下手をすると50%以上も下落する可能性すらある――
以上である。
3月3日現在、ニューヨークダウは1万7000ドル、日経は1万7000円をのぞむ水準なので、(1)の予想通りに進んでいると見てよいだろう。すると、(2)と(3)で予想された暴落があるかどうかが気掛かりになる。
新たな情報
その後、さらに具体的な情報が送られてきたのでこれを紹介する。すでに紹介した内容と重複する部分もあるが、確認のため掲載する。
Next: それは3/8~10に始まり、世界的な同時株安になる可能性が大きい
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