ジム・ロジャーズも予期。日本滅亡と忍びよる「超階級社会」
ところで、ちょっと話は変わるが、アメリカの著名な投資家、ジム・ロジャーズは雑誌『現代ビジネス』とのインタビューで次のように発言している。
株価が上がり、それに舞い上がる人々がいる一方で、人口減少に歯止めがかからず、借金は膨らむばかり。日本の若い人に言えることがあるとすれば、「外国語を覚え、日本株を持って、国外に逃げ出したほうがいい」ということですね。
いまから10年、20年経って日本人の皆さんは気づくでしょう。「安倍総理が日本を滅ぼした」と。
これは衝撃的な発言だが、このまま行くと10年や20年ではなく、下手をすると3年から5年で「安倍総理が日本を滅ぼした」ことがだれの目にも明らかになる時期が来るように筆者には思われて仕方がない。
いま「アベノミクス」で一見景気がよくなっているかのように見えるが、結局「アベノミクス」とは、岩盤規制で官僚の既得権益が守られた60年代製の古いポンコツ車を、燃料を満タンにして最高スピードで突っ走っているようなものである。
いずれ、限界にぶち当たり、車体が大破することは目に見えている。
この「大破」の後にやって来るのが、「超階級社会」なのか、または中央集権と官僚制の解体による「分散型経済」かの選択である。
低成長でも持続可能な「分散型経済」のほうが、我々のような一般人にとってはよいに決まっている。
しかし、いま本気で安倍政権に抵抗しないと、戦前の支配層の末裔と超富裕層、そして一部の右翼的な宗教教団が結託した「超階級社会」に向かって突き進んで行くことになる。
この動きについては継続して伝えるつもりである。
『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』(2015年8月14日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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