皆さまもご存知の通り、中国がビットコインを含むすべての仮想通貨を禁止しました。インドもそれに続いており、仮想通貨はもう終わったと見てよいでしょう。(『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』)
※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2018年4月13日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
中国政府が開発する暗号通貨は、もう儲けられるものにはならない
中国はすべての仮想通貨を禁止へ
皆さまはすでにご存知だと思いますが、中国はビットコインを含むすべての仮想通貨・暗号通貨を禁止しました。海外の報道を翻訳しながら、ポイントを解説します。非常に短い報道でした。
中国人民銀行のFan Yifei副総裁は3月29日、全種類の暗号通貨を禁止すると発表。
同時にFan Yifei副総裁は、年内に人民銀行で、暗号通貨の研究開発を進めると発表した。
出典:China central bank will launch crackdown on virtual currencies – Reuters(2018年3月29日配信)
政府主導の暗号通貨ができるとは思えません。
もしできたとしても、非常に安定した(換言すれば、賭博して儲けようと思っている人々の願望を叶える)ものにはならないと思います。
インドでも全面禁止へ
次のニュースも、暗号通貨禁止の報道です。インド中央銀行及びパキスタン中央銀行も、仮想通貨(暗号通貨)を禁止したとの報道です。
インド中央銀行は4月6日、商業銀行に対して、暗号通貨取引所と取引のリンクを禁止した。
パキスタン中央銀行も同日、パキスタン国内では暗号通貨は違法であるとの声明を発表した。同時に、国内の銀行及びその他の金融サービス機関に対して、暗号通貨を求める顧客にはサービス提供を拒否するように指示した。また、海外に暗号通貨で資金を移動させるのは処罰されるとも述べている。
出典:India, Pakistan central banks clamp down on crypto-currencies – Reuters(2018年4月7日配信)
ビットコインを含む仮想通貨に関して、当メルマガでは2014年から解説して来ました。たぶん、今回が最後の記事になると思います。
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※太字はMONEY VOICE編集部による