ビットコインは3月末の価格に注目です。4月の納税に向けた利確が多く、昨年は他の仮想通貨も大きく上昇した時期です。ネムやリップルの展望と合わせて解説します。(『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』大平)
※本記事は有料メルマガ『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』2018年2月26日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
納税に向けた利確が始まる時期。2017年はここから上昇したが…
そろそろ価格が上がり始める
仮想通貨市場は一旦上昇を続けていましたが、現在はその後の調整(下落)段階に入っています。仮想通貨の規制関係もある程度悪材料が出たので、そろそろ価格が上がりだす頃だという感じがしています(編注:原稿執筆時点2月26日。現在はすでに値が上がりはじめており、3月1日10:00 時点で1BTC=112.0万円近辺で推移しています)。
専門家の中には、短期間でビットコインが2万ドル(200万円)を超えてくると発言している人いますが、どうでしょうか。
確定申告の納税が4月中旬なので、それまでに、ある程度価格が上がったところで利益確定をしたいと思っている人もいると思います。
ちなみに昨年の3月末は、ビットコイン価格が上がり始めたところでした。リップルやイーサリアムは大きく価格高騰した時期です。そして、6月まで価格が上がっています。
なので、2017年年末と同じで、今度の3月末の価格については注視したいと思っています。私は、ある程度価格が上がったところで利確をして、納税の一部にしようと考えています。
コインチェックの出金制限、4月中旬までに解除か
また大きな問題の1つに「コインチェックの出金(送金)制限」があります。
コインチェックに主に資産を入れていて、2017年にそこそこ利益が出ていて、そこから税金の支払いに当てようと思っている人は、コインチェックが取引制限を解除しないときつい状況にあると聞いています。
振替納税の場合は4月中旬が納税期限なので、コインチェックもそれまでには制限を解除するのではないかと考えています。