メイン客層は小中学生。ゲームに駄菓子、そこは昭和のゲーセンだった
本日、最初のお客さんはこちらのお子さまたち。学校帰りにパソコンゲームを遊びに来ました。
Kaeさんのお店の利用料金は、1時間あたり15バーツ(約54円)。
バンコクのローカルネットカフェは10~12バーツ/時間で、なおかつ6時間パックで1時間分無料といったシステムが一般的ですので、なかなか強気の価格設定だと思います。
ひょっとして「ゲームは1日1時間」というKaeさんの愛のムチかしら?そういえば、お店の入り口に何やら注意書きがあったんですよね。あらためてよく見てみると、
「15~18歳…月~土:14~22時 日祝:10~22時」
「15歳未満…月~土:14~20時 日祝:10~20時」
と書いてありました。これは営業時間ではなく、タイの法律(日本の風営法みたいなもの)なんだそうですよ。なるほど、学校帰りの子どもがメイン客層だから、Kaeさんは「16時からが本番」と言っていたのですねー。
そうこうしているうちに、ゲーム目当ての子どもたちが次々に来店。1時間も経たないうちに、すべての席が埋まってしまいました。スゴイ!
いま子どもたちに人気のタイトルは、『FIFA(サッカーゲーム)』、『World of Tanks(戦車ゲーム)』『Heroes of Newerth(リアルタイムストラテジーゲーム)』『Point Blank(一人称視点のアクションシューティングゲーム)』などのPC用オンラインゲームだそう。
タイ人は子どもから大人まで、みんなサッカーが大好きですね。
おっとこれは!?パソコン以外に、プレステコーナーもちゃっかり用意されていたりします。
ほとんどの子が友達同士で誘い合って来店するため、1台のパソコンに何人もの子どもが群がる状態になりますが、順番待ちになったら、後ろに椅子を並べて待つのがこのお店のオキテ。
お行儀が悪い子には、Kaeさんによる教育的指導が待っています(笑)
この光景、どこかで見たことがあると思いませんか。100円玉を握りしめて行列を作っていた、日本の駄菓子屋ゲーセンみたいなんですよね。
となれば、このとおり。
順番待ちする子どもたちのニーズを見越して、お菓子やジュースをきっちり取り揃えてありました。
入り口横の冷蔵庫にはジュース類。ペプシコーラ10バーツ(約36円)、ピーポー1バーツ(約3.6円)。「ピーポー」は、タイの子どもが大好きなフルーツゼリーです。
お店の奥の棚には、ジュースやシェイク、お菓子がたくさん。どれも1個5バーツ(約18円)、美味しそうです。
ちなみに靴は玄関先で脱ぐのがタイ式ネットカフェのお作法。できれば、きちんと揃えて脱ぎましょうね!
次ページではKaeさんに、気になる開業初期費用や、現在のお店の売上・利益を聞いてみます!
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