TY(とりあえず やってみる)発想のススメ
「本を読んだけれど、なかなか行動できない。最初の一歩を踏み出すには、どうすればいいですか?」という質問を受けることがあります。
もし自転車に乗ったことがない子供から、「自転車に乗れるようになるにはどうすればいいの?」と聞かれたら、なんて答えますか?「まず自転車にまたがってみようよ」とアドバイスするのではないでしょうか。
「そんなの、めんどうくさいよ」と子供が言ってきたとしたら?
「乗ってみないと乗れるようになるわけないだろ」と言うか、「それじゃ、自転車に乗るのはあきらめな」と言うかのどちらかでしょう。
最初の一歩を踏み出すには、とにかく足を前に出してみるしかありません。読書も同じで、「成功したい」「儲けたい」と思って読むのなら、あとは「本に書いてあることをベースに実践してみる」しかない。それをしないのなら、「成功するのも儲けるのもあきらめな」ということになります。
「株で儲けたい」と思って株の本を読んだら、口座を開設しとりあえず10万円入金して、本に書いてある手口を試してみる。もし損したら、本に書いてある方法と何が違っていたのか、あるいは本には書かかれていない何か前提条件があったのではないかと考え、また試してみる。
「成功するには口ぐせが大事」と書いていたら、口ぐせリストを紙に書き出して、会社のパソコンの前に貼り付けておく。そして、その言葉を口にするたびに「正」の字を書いて、何回言ったかを日々確認し、1ヶ月続けてみる。
最後に、私がよく提案している口癖は、TY(とりあえずやってみる)です。
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自分の絶対領域の作り方(3/6)
●自分の絶対領域をつくる
社会人の勉強とは、何をすればいいか。たとえば「必要とされる知識」「社会から求められる能力」を勉強するのは当然と思うかもしれません。しかし、社会の要請に従って勉強分野を決めることは、環境変化に翻弄される生き方になりかねないというリスクも――
●血肉になる読書の技術(見出し紹介)
・書店で偶然の出会いを楽しむ
・大型店舗をベース書店として知の散策を楽しむ
・書店のセンスを楽しむサテライト書店
・レッスン1 受け入れる器を広げる読書
・学びの型は守・破・離
・受容力を鍛える
・「思考の余裕」は内容の本質的理解につながる
・読書による学びを妨げる「信号機の法則」
・感動しながら読む~聞き上手も読み上手もトクをする
・著者のバックボーンを知る
・気に入った著者の本を全て読んでみる
・全部読んだら著者に会おう
※本記事は有料メルマガ『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』2017年2月20号を一部抜粋したものです。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』(2017年2月20日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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フリー・キャピタリストとは、時代を洞察し、自分の労働力や居住地に依存しないマルチな収入源を作り、国家や企業のリスクからフリーとなった人です。どんな状況でも自分と家族を守れる、頭の使い方・考え方・具体的方法論を紹介。金融・経済情勢の読み方、恐慌・財政破綻からの回避方法。マネタイズ手段としての資産運用、パソコン1台で稼げるネットビジネス、コンテンツを生み出し稼ぐ方法。将来需要が高まるビジネススキルとその高め方。思考回路を変えるのに役立つ書籍や海外情勢など、激動の時代に必要な情報をお届けします。