年明けから押し目待ちに押し目無しの状態である。先物主導の印象が強く、昨年の上昇過程と同様、場中で動きが一変する可能性があることには注意したい。(『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』)
※本記事は有料メルマガ『証券市場新聞 公式有料メールマガジン』2018年1月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
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連日でバブル崩壊後の高値を更新
5日大引けの東京市場は続伸、日経平均は前日比208円20銭高の2万3,714円53銭で引けた。
前日の米株市場でダウが史上初めて2万5,000ドルの高値を付けたことを好感、前場は買い一巡後に利益確定売りに伸び悩んだが、後場から上値追いとなり、連日でバブル崩壊後の高値を更新した。
個別ではスターティア、レオン自動機、トーカロ、ゴールドウィン、DDHD、ノジマ、インソース、レーザーテック、冶金工業、廣済堂が値上がり率上位に買われ、ソニーやトヨタも高い。
半面、豊和工業、石川製作、松屋、インベスターズクラウド、ヨシムラ・F・Hは値下がり率上位に売られた。
週明け、場中で動きが一変する可能性も
5日は、前場では利益確定売りで伸び悩んだが、後場から上値追いとなった。個別ではソニー<6758>やトヨタ自動車<7203>などの主力が指数を牽引した印象が強く、海外投資家の強気姿勢が窺える。
押し目待ちに押し目無しの状態になっているが、先物主導の印象が強く、昨年の上昇過程同様に、引き続き、場中で動きが一変する可能性があることには注意したい。
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