相撲協会による悪質な根回し
一方の協会が関する件は、協会に11月13日に提出された貴乃岩の診断書に関し、その診断書を作成した福岡県済生会福岡総合病院が「当病院としては、重傷であるような報道がされていることに驚いている」旨のコメントを発表したことに関して。
これにより、貴乃花親方側が意図的に重傷と誤った情報をマスコミにリークしているかのような疑惑が出て、貴乃花親方側への同情的な見方がひっくり返った。
「既報のように、協会側が要請して異例のコメントになったのは間違いない。しかし、それはコメントの内容が事実であることが当然ながら大前提。ところが、実は協会側が――
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下関市議に重傷負わせた安倍首相元秘書の山口県議――背後に神戸製鋼利権絡み!?
安倍首相の地元・山口県下関市の秘書を18年務めていた平岡望・山口県議(44。自民党。下関市選挙区)が12月1日夜、下関市内で開かれた自民党下関支部の忘年会で、小熊坂孝司・下関市議(69。自民党)を押し倒して左足首の骨を折る全治2カ月の重傷を負わせていた件が昨日、NHKなどでも報じられ大きなニュースになっている。
いくら重傷で、加害者は政治家とはいえ、本来、地方の1県議のしでかしたことだし、酒席でのことで故意ではない模様だから、全国的ニュースになるネタではないはず。にも拘わらず、大きく報じられたのはひとえに同県議が安倍首相の秘書を長年務めていたからだろう。
一部報道では、今年3月の下関市長選で、安倍首相の推す同じく元秘書の新人が、林芳正・文部科学大臣の推す現職を破って当選しており、自民党内の派閥争い(平岡県議は安倍派。小熊坂市議は林派)が背景にあってのことではないかとの見方を伝えている。
確かに、それも1つの背景ではあるようだが、地元事情通によれば、この市長選と同日に投開票された下関市議補選の背後に見え隠れする安倍首相の神戸製鋼利権が絡んでのことだという。
「神戸製鋼」(5406。東証1部)といえば、安倍首相が政界入りする前に務めていた企業で両者は緊密な関係にあるといわれる。また、つい先日、検査データ改ざん問題が発覚し本紙でも報じたばかり。いったい、その神戸製鋼の利権絡みとはどういうことなのか!?――
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