安倍首相には、第2次安倍内閣再登板時に決めたことが3つあると、先週日曜の日経で紹介されていた。それは、外国訪問、東日本大震災被災地視察、ゴルフだという。(『「兜町カタリスト」』櫻井英明)
日米首脳会談を前に、安倍さんと切っても切れないゴルフの話
マティスが去って、さあ本番
週末の日米首脳会談が今週のテーマ。となると、貿易摩擦と為替の問題に一喜一憂。傍らに金利の問題も登場しよう。
先週来日したマティス国防長官は、同盟関係や費用負担の問題を心地よくしてくれた格好。しかし伏線は、貿易摩擦と為替の問題なのだろう。肉を切らせて骨を斬るのならば、相場的にはおそらく負けとなる。だったらむしろ、防衛費用の数千億円程度を増額しておいた方が市場は救われる。どちらに転ぶのかは、1週間の時間を待たなければならない。
暴言やブレが指摘されるトランプ政治。しかしその実態は、大統領就任の不安が醸し出す饒舌を、スタッフが止める役割を担っている印象。入国阻止問題は「米国第一の政策の迅速な遂行狙うトランプ政権に大きな打撃」。ではなく、「政策提言実行の姿勢をスタッフが阻止」と見た方がいいかもしれない。
片言隻句を疑い惑っていても仕方がない。財務大臣が「金融政策は円高是正のため」と発言して「デフレ是正」を撤回するようでは勝てないだろう。トランプ氏に財務大臣も呼ばれたことは警戒しなければならない。できれば安倍首相のゴルフがうまいスコアになってくれれば良いのだろう。首相の週末はよみうりGCでの就任以来57回目のゴルフ。来週末のフロリダ・パームビーチでのゴルフのための練習だったのだろう。スコア90前後で回られるというから技量は同じ程度かも知れない。
偉大な祖父、岸信介の背を追って
第2次安倍内閣再登板時に決めたことが3つあると、先週日曜の日経で紹介されていた。外国訪問、東日本大震災被災地視察、ゴルフだという。祖父の岸元首相がアイゼンハワー大統領とゴルフで仲良くなった歴史も踏まえているのだろう。
被災地視察は計31回、海外訪問は50回(66地域)。ほぼ均等な動き方に見える。会食のトップはキャピタル東急の「ORIGAMI」で40回。赤坂飯店が13回、河口湖の湖宮が13回。キャピタル東急の水蓮が12回。有栖川清水と紀尾井町の福田家が11回。「キャピタル東急」は「車の出口が複数あり同席者が記者団の目を逃れて出ていきやすい」との指摘。
表とは違う意外な黒子がいるのかも知れない。
『「兜町カタリスト」』(2017年2月6日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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