FBIがメール問題の捜査を再開し、ハッカー集団アノニマスから「逮捕予告」がリークされるなど、米大統領選挙を前に窮地に立ったヒラリー・クリントン候補。ヒラリー氏がこれほどまでに嫌われる理由を「女性だからだ」で済ませることはできないようです。『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』が詳しく解説します。
金、セックス、殺人まで?ヒラリー候補を取り巻く疑惑の数々…
講演1回で謝礼2700万円、総額22億円の荒稼ぎ
以下の画像は、ヒラリー・クリントンの2年間(2013年4月~2015年3月まで)の講演謝礼リストです。全部で80回の講演を行っています。
1年は52週ありますが、クリスマス等のホリデーシーズンを除けば、年間40週くらいになるでしょうか?そう仮定すると、毎週1回の講演ペースです。講演と言っても、せいぜい小一時間程度のものでしょう。
講演場所は、やはり首都のワシントン、そして金融のニューヨークが多い。博打場で有名なラスベガス、アトランティックシティやマイアミも目立ちます。ディズニーランドのあるオーランドも複数回あります。
1回あたりの講演謝礼は最安値で10万ドル(約1000万円。ただしこれは現場には出向かず衛星中継画像のみ)、高額なケースでは40万ドル(約4000万円)に。
講演の主催者で目立つのはモルガン・スタンレー、ドイツ銀行、フィデリティ証券、ゴールドマン・サックス、UBS、そして噂のCME、GEを筆頭に、各分野の協会団体・業界圧力団体等です。
2年間の講演謝礼総額は約2166万ドル(約22億円)。この期間に行った講演は80回ですから、1回あたりの平均謝礼額は27万ドル(約2700万円)となります。
これだけの献金を受けているのですから、ヒラリー・クリントンが誰の味方をするのかは明白。貧困層や若者世代が、彼女を嫌う理由の1つとなっています。