先日発覚した、焼き鳥チェーン店「鳥貴族」での「消毒用アルコール誤用問題」。
千葉県の南柏店にて、チューハイを作るときに焼酎の代わりに消毒用アルコールを使っていたというミスで、利用客から「泡がすごい」という指摘があり発覚したのだという。
通販サイトなどでは、消毒剤の方が安価な価格設定がされていたこともあり、一部ではわざとやっていたのではないかという推測も出ている状態だった。しかし、そんな流れに待ったをかけようとする人物が現れた。
元料理人で、飲食業界の事情にもある程度通じているというTwitterユーザー・たかぴっぴ(@silver1031)さん。彼は「わざと説」に疑問を呈する。
なぜなら、そもそも焼酎の方が居酒屋の場合、消毒用アルコールより安く購入できるからであるという。
「なぜ焼酎のほうが安くなるのか」「そもそもなぜ間違えたのか」どちらの疑問にも、たかぴっぴさんはあくまで自身の意見という形をとりつつも、丁寧かつ詳細に解説を行っている。
今回の出来事に興味を持たれている方は、ぜひとも彼のつぶやきを読んでみてほしい。
鳥貴族を擁護するつもりはないけど、アルコール製剤の方が値段が高い場合が多いと思うぞ。
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
で、18リットル入りを使用してた場合たぶんどっちもこんな外装になる。片方がアルコール製剤で片方が麦焼酎。で、箱から出してしまうとどっちかわからなくなる。まぁ普通は匂いでわかるけど、バイトじゃどーだろね。 pic.twitter.com/DdL2MsMM3M
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
まぁ、業務上こういったミスをしたのはちゃんと謝罪せなあかんし、再発防止のための対策を立てるのは当然として、「わざとやってる」とか軽率に言うもんじゃないと思うよ。
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
@tobetobetombe アルコール製剤は、まな板や包丁や客席のテーブルの消毒、トイレの手洗い場で手指の消毒に使われるくらいアルコール度数が高いので普通のお酒よりも泡立ちやすいとは思います。
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
補足しとくと、ネット通販でアルコール製剤と焼酎の値段を比べて「こっちのが安いじゃん!」ってのはあまり意味がないです。そんなスポット値段よりもそこそこの規模のチェーン店は「安定供給」される事が第一なので、ネットでなんか買いません。メーカーと契約して卸し業者を通すという感じです。
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
まぁ、何にせよ、軽率に「わざとやった」とか言うもんじゃ無いと思います。そー言われてしまうくらい飲食業界が信頼されてないという事はあったとしても。
— たかぴっぴ (@silver1031) 2016年8月15日
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参照:朝日新聞デジタル/鳥貴族、酎ハイに消毒用アルコール 泡立ち多く客が指摘
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
記事提供:ViRATES
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