誰もが一度は経験する、言葉の「誤読」。
では実際のところ、人はどういう単語を読み違えているのだろうか?
国語辞典編纂者の飯間浩明(@IIMA_Hiroaki)さんがその謎に迫った。
【お願い】あなたは、個人的に勘違いして発音していたことば(誤読など)で、印象に残る語がありますか。あれば、リプライでお教えくださいませんか。後でまとめを作ろうと思います。「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」など傑作もありますが、あくまでご自身の例をお教えいただければ幸いです。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年8月8日
呼びかけにより集まった、多数の間違い。
そのなかでも際立って特徴的だったものをこちらの「表」にまとめられたそうだ。
「あなた個人の誤読で印象に残る語」を募ったところ、驚愕するほどの数の実例をお寄せいただきました。ありがとうございます。その中から、にやっとする例をまとめてご覧に入れます。 pic.twitter.com/dhfYyqy4fj
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年8月9日
あくまで個性・個人的なものを主にチョイスしたそうで、「月極(げっきょく」や「雰囲気(ふいんき)」などメジャーどころは除外されているとのこと。
もちろんただアンケートをとって終わり、ということはなく言葉の専門家らしい考察もしっかりと披露されている。
皆さまも、なにか面白い「読み違い」ありますでしょうか?
この「誤読一覧」には、「誤用」と非難するのも野暮な、ごく個人的な勘違いばかりを集めました。「雰囲気」を「ふいんき」、「月極」を「げっきょく」など、比較的知られているものは省略しました。もちろん、「自分は『げっきょく』と言っていました」という証言は資料としてありがたく頂戴しました。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年8月9日
「誤読一覧」を見ると、私たちは、誰にも通じない(コミュニケーションの道具にならない)、自分だけの「ことばもどき」を多く頭の中に持っていることが分かります。そして、実際に人とコミュニケーションしながら、伝わる言い方に修正していきます。つまり、誰しも頻繁に誤読しているということです。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年8月9日
このまとめを作った後にも、多数の「私の誤読」の例を続々といただいています。これらもすべて勉強の材料にさせていただきます。ありがとうございました。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年8月9日
■Twitter上の反応
くっそwww
— ゆーさく@かえってきたポドフィリア (@yusak_seba) 2016年8月9日
ニヤッとどころか声あげて笑ってる
— りく(逸見エリカ大好きっこ) (@ry_9) 2016年8月9日
まっころしてやる!
可愛すぎるww
— ゆo'ω'oき*୨୧*8m.boy (@yuyu_k1k120) 2016年8月9日
深夜テンションだから生乳(なまちち)の響きが優しすぎてツボった。日本語って素敵だなと思う
— 最低野郎 まひろん (@mahiron199851) 2016年8月9日
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
記事提供:ViRATES
メルマガ『WEEKLY ViRATES』
スマホ時代の週刊誌「ViRATES」の人気記事をまとめて週一回配信中!「ViRATES」の公式メルマガ
<<登録はこちら>>