合コンに4人の女の子が来ました。「売れないタレントの卵」「ミスキャンパス」「女子校出身の女の子」「No.2キャバクラ嬢」…あなたが狙うのはどの子でしょう?(『★セクシー心理学GOLD 〜最先端の心理学技術★』ゆうきゆう)
売れないタレントの卵とNo.2キャバ嬢、あなたが口説きたいのは?
「男の自信度」心理テスト
合コンに4人の女の子が来ました!このうち、あなたが狙うのはどの子でしょう?
A. 「売れないタレントの卵」
B. 「ミスキャンパス」
C. 「女子校出身の女の子」
D. 「ナンバーツーのキャバクラ嬢」
※あなたが女性なら、男性になったとして答えてみてください。
男も女も「自信度」は周囲との比較で変化する
実はオランダの心理学者であるスメスターズとマンデル(2006)らは、多くの女子大生を対象にして、こんな実験を行いました。
まず彼らは、女子大生にたいして、「今から、広告を評価してもらいます」と告げます。
そして彼女たちをAとBの2グループに分け、
A. 「美人ばかりが登場する広告を見せる」
B. 「綺麗でない人ばかりが登場する広告を見せる」
としました。
そして実験直後、彼女たちの心理アンケートを行いました。
その結果。Aの女子大生たちは、総じて自信やプライドが低くなっていました。逆にBはそれらが高くなっていることが多くなったのです。
理由はシンプル。「自分と比較」したからです。
たとえば想像してください。あなたのクラスに、「カッコよく、勉強もできて、お金持ちで、モテる男」ばかりがいたら、どう思いますでしょうか。というかあなた以外のクラス全員がそうだったら、どう感じますか?おそろしく自信をなくし、疲れるはずです。
逆に「カッコ悪く、成績も最悪、貧乏でモテない男」ばかりだったらどうですか?おそらく自信満々になり、「わはは!おい君タチ!?恋愛や勉強について教えてあげようか?」という気分になるはずです。
このように人は、「周囲」と比較して、自分の自信を変えていくのです。
では、これを踏まえて冒頭の心理テストの選択肢を見てみましょう。